自分らしく生きた。心からそう思える一生が当たり前の社会を実現したい。それぞれの地域に根ざし、お一人おひとりの想いに寄り添う「介護の総合ブランド」へ。
長く人生の安心、安全、そして健康を見つめてきたSOMPOグループの私たちだからこそ、その人生のために、そして、この国の未来のためにできることがあります。
2025年2月、SOMPOグループは新たな経営体制へと移行し、SOMPOケアは「SOMPO P&C(損害保険事業)」と並ぶもう一つの柱である「SOMPOウェルビーイング」の中核を担う企業として、その役割を明確に位置づけられました。グループ全体で掲げるキーワードは「つなぐ・つながる」。SOMPOひまわり生命をはじめとする「SOMPOウェルビーイング」のグループ各社と連携し、「生涯の伴走者」として、お客さま一人ひとりに寄り添うサービスを拡充していきます。
当社においては、2024年度にスタートした中期経営計画における3つの柱、「オペレーター事業」 「プラットフォーム事業」 「ウェルビーイング事業」が着実に前進しています。 オペレーター事業では、介護業界最大の課題である圧倒的人手不足の解消に向け、共生・共育・共創(下部動画参照)の取組みを深化させます。“品質を伴う生産性向上”を追求し、「未来の介護」の取組みを通じて業務の見直しとテクノロジー・DDA(デジタル・データ・AI)の活用を加速しています。また、多様な人材が活躍できる環境づくりも推進しており、2024年に開始した、インド政府系機関NSDCIとの協業による現地での人材育成プログラムを通じて、初の研修生が今年度から現場で活躍しています。
プラットフォーム事業では、当社が長年培ってきたノウハウ・サービスが、全国の介護事業者へと着実に広がりを見せています。日々の食事提供から、システム・機器の導入、運営コンサルティングに至るまで多彩なソリューションを通じて、共に介護事業を担う、より多くの仲間を力強くサポートしていきたいと考えています。
そして、今年度から本格始動したウェルビーイング事業においては、グループを横断した連携を強化し、健康・介護・老後資金という3つの「不」にワンストップで応えるサービスの展開を目指します。当社は、このうち介護の「不」の解消を主に担い、お客さまの生涯に寄り添うSOMPOグループのアンカーとしての役割を果たしていきます。
今、当社が見据えるのは「人を活かす経営」です。テクノロジー・DDAの活用により、「人にしかできないこと」に集中できる、やりがいのある職場づくりを進め、2030年までに職員の給与を全産業平均へ引き上げることを目指します。
誰もが安心して、自分らしく生きられる社会の実現に向けて。 当社はSOMPOグループの中核企業として、そして、日本の未来を担う一員として、「日本の介護を変える。そして、日本の未来を創る。」というパーパスのもと、介護の現場と社会に変化をもたらす総合力を磨き続け、すべてのステークホルダーの皆さまと共に歩んでいきます。
SOMPOケア株式会社
代表取締役社長 CEO
